2017/02/27
swivelです。
(先に言っておきます。長文ですよw)
始めに、今後既読される皆さんとの親近感を持ってみたいという
考えから、少々方言を組み込みたいと考えますので
文章に違和感を感じたら、それは方言と認識してください。m(_ _)m
では早速ですが本題に入ります。もうすでに持っていらっしゃる方もいるかとは思いますが、やっと私の手元にも、BK XX Steep Bevelerがきました。さてさて・・・どんなもんですかね?という事で、swivelによるBK XX Steep Bevelerの考察をしてみました。(偉そうに^^;)
見た目は写真の通りです。べべラだけの話としますが、本来新品は模様を表している各メッシュの部分のエッジが(エッジという表現が適切なのか分かりませんが)新品である為、尖っているんですよね。
人によってはその新品さがべべラをスライドさせた時に革に対して引っかかる感じになり、滑らかにスライドしない為、打ちにくく感じる為、予め軽くヤスリをかけてエッジに丸みをもたせて使いやすくするという方もいらっしゃる様です。(引っ掛かりが出るとどうなるかは、分かっている方は別として、分からない方は、考えてみてください)*もちろんそのエッジを踏まえた上で引っかからないようにべべラ使いこなすのがカーバーだぜ!・・・という考え方ももちろんありますw
その引っ掛かりが当然今回のべべラにもあるのですが、鋭角過ぎる為のヤスリがけは必要ないのではないか?と私のべべリング技術では直感的に感じました。
それと、打刻した結果なのですが、打刻する前の私の期待値と少々異なり、もっと細いラインに
なるかと思っていたのですが、思いのほか太いラインになり、「へぇ~×3」位に感じました。(決して馬鹿にしている訳でなく、感心しているへぇ~ですからねw)
打刻の力加減はあくまでも各ベベラに対して同じ力加減と定義した上で実寸を図ってみると、私の検証としては写真の様になったわけです。(革はツーリングのベンズ3mmです)
もちろんこれは、これからのべべリングにおいて大いに変化をもたらす物として、私の期待値は変わらず大きいものとなります。
但し、注意しなければならない事があります。道具を使用するにあたり、必ず考えなければならないのは、「道具でしか越えられない壁」と「技術で補って越える壁」が存在する中で、はたしてこれが私にとって「本当に必要だったのか?」という疑問が沸く訳です。何でも買えば良いや・・・では無い訳ですから、今回の購入にはほんの少しだけですが、「コレクター化してはいないか?」という気持ちを自分自身に毎回問いかける事により、今回のベベラ購入は「ベストだったぜぇ~」と言える様に頑張りたいと思います。
では最後に上記の事から私の現段階の使用感としての結論は・・・
①打ちやすく、ヤスリがけの必要はない。
②打刻ラインは今までのベベラより細く・シャープなラインが表現できる。
③これを買うなら「今でしょ!」
という結論に至りました。購入においてはレフティーさんのお店LLtoolsで購入致しました。欲しい方は問い合わせてみてはいかがでしょうか?
・・・あぁ・・・勘違いをされては困るので、一言お伝えします。
このべべラを買ったからにはカービング技術が向上するとは思わないことです。技術が向上するのではなく、向上する可能性が出てきた位に思うことです。そしてそれは自分次第だという事です。
以上、今日はこれにて。ではまた^^ノ